レビュー・比較 FILMPOWER Nebula 4300 5-axis。久しぶりのダブルハンドモデル (5軸電動スタビライザー)登場

Nebula 4200 5 axis(2015年発売)から次のダブルハンドモデルが、なかなか登場しませんでした。2018年2~3月ぐらいにFILMPOWER Nebula 4300 5-axis(最大耐荷重3.2kg)ダブルハンドモデルが登場予定です。

FILMPOWER Nebula 4300 5-axis
http://www.digitalhobby.biz/shopdetail/000000000202/

発売済みで大人気&定番になっているFILMPOWER Nebula 5100 Slant (軸受け斜め・最大耐荷重3.2kg)の存在も忘れてはいけません。各種ラインナップを整理してみます。最大耐荷重で並べてみましょう。

Nebula 4100 Slant → 1.8kgまでのミラーレスカメラ向け
Nebula 4300 5 axis → 3.2kgまでの一眼レフカメラ向け
Nebula 5100 Slant → 3.2kgまでの一眼レフカメラ向け&一部ビデオカメラ向け
Nebula 5300 5-axis → 4kgまでのビデオカメラ向け

※FILMPOWER Nebula 5300 5-axis(最大耐荷重4kg)ダブルハンドモデルも出て来る予定です。

並べてみるとNebula 4300 5 axisは・・・・・思われるかもしれません。一眼レフのみで使うならNebula 4100 Slantで十分だし、ちょっと重たい構成で使うならNebula 5100 Slantでよいです。大きなビデオカメラであるSony FS5、Sony Z150、Canon C100、Canon C300、Canon DX、Pansonic DVX200等を使うのであればNebula 5300 5-axisで間違いありません。

そんな上と下に挟まれてしまった、モデルであるNebula 4300 5 axisの良いところ考えてみると。。。。

①両手持ち(ダブルハンド)で使いたい(一眼レフしか利用しないけど)
②マイク、モニターやライトなどアクセサリをいろいろ設置したい
③少しでも上下の揺れを軽減したい

というところでしょうか。追加の2軸ダブルハンドが特徴ですね。よくあるスタビライザーの誤解ですが、軸に対する動き(ピッチ、ヨー、ロール)は補正されますが、物理的に場所が移動する左右や上下の移動は補正されません。カメラとスタビライザー自体が移動してしまうからです。

そのため普通に歩くと、上下に高さが移動します。ノシノシと弾むような映像になります。スタビ歩き(忍者やネコの足運び的)をマスターすることで、この揺れを抑えることが可能です。上下の動きの問題点は、遠く離れた場所の映像は揺れを感じ難いのですが、近距離の映像は上下に大きく揺れてみえます。これがとってもカッコ悪いのです。

ダブルハンドにはスプリングが入っています。左右や上下の揺れを緩和します。両手で持つことでも安定した映像に繋がります。以上からビデオカメラ等(Sony FS5、Sony Z150、Canon C100、Canon C300、Canon DX、Pansonic DVX200など)を使う予定がなく、両手持ちをしたい。スタビ歩きに自信がない。もしくは少しでも揺れを抑えたい人は、Nebula 4300 5 axisが良いと考えております。

 

Nebula4200 5 axisとNebula 4300 5-axisの違い・実物で比較

Nebula4200 5 axisの発売が2~3年前(2015年10月ごろ)です。2018年発売のNebula 4300 5-axisはずいぶんと性能が違います。

〇最大耐荷重
Nebula4200 5 axis:1.6kg

Nebula4300 5-axis:3.2kg

〇バッテリー動作時間
Nebula4200 5 axis:2時間

Nebula4300 5-axis:8時間

最新モデルのNebula4300 5-axisはほかにも、ケーブルを内部配線化、3軸それぞれ無制限360度回転、手動でカメラアングルを変更、吊るすように逆さに持つハングモードにも対応、4つのスタビライズモード(フォロー、セミロック、ロック、ロールフォロー)、タイムラプスモード対応等の機能が追加されました。比較にならないほど性能は変わっています。

実物を比較してみます。仕様と比べると外観の変化は少ないです。各構成のサイズ感は同じです。より詳しく見てみましょう。左がNebula4300 5-axis、右がNebula4200 5 axisです。

ダブルハンド部分はグリップ部分のみラバー仕様になりグリップ感が向上しています。

Nebula4300 5-axisは内部配線化により、ケーブルの露出が無くなりました。断線の心配が少なく安心できます。

Nebula4200 5 axisでは金具があるため1回転できなかった(断線しないようにするため)のですが、Nebula4300 5-axisはグルグルと回せるようになりました。

モーターの形状が変わりました。細かい部分がいろいろと改善されていますね。

製品サンプルではありますが、重さはNebula4200 5 axisは約2000g、Nebula4300 5-axisは約1900gと新しいモデルは少しだけ軽くなっているようです。

 

Nebula 4300 5-axisを実際に使ってみる

ダブルハンドタイプのFILMPOWER Nebulaシリーズはシングルハンドタイプと比べると、バッテリーパックが背面に装着仕組みであるなど少し構造が異なります。ふまえて使い方の流れを見てみましょう。

まずダブルハンドを装着します。スライドして装着してレバーでロックするだけです。

おまけのシングルハンドも付属しています。付属しているシングルハンドはとても簡易的なものです。片手持ちに変更して利用もできます。

カメラはクイックプレートに装着して、ジンバル設置して微調整しながらレバーで固定します。他のモデルと同じでありNebula4200 5 axisとほとんど変わりがありません。作業自体は簡単です。

バッテリーパックは背面にスライドして装着して、同じようにレバーでロックします。電源ボタンの長押しで電源のオンオフ操作を行います。

バランスの設定の後に電源を入れると、すぐにスタビライズが始まります。電源投入時は、セミフォローモード(チルトとロール固定、ヨーだけフォロー)から始まります。

バッテリーパックの装着部分の真下にモード選択ボタンがあります。モード選択ボタンを1回押すことで、カメラが正面に向きます。

モード選択ボタンを2回押すことで、フォローモード(ロールだけ固定)に変わります。モード選択ボタンを3回押すことで、ロックモードに変わります。モード選択ボタンを4回押すことで、ロールフォローモード(チルト、ユー、ロール、全部フォローする)に変わります。

モード選択ボタンを5回押すことで、キャリブレーションモードかと思いきや、タイムラプスモードです。タイムラプスモードに入ったその時点の場所を起点として、動かす速度や範囲によって速度が変わります。

 

Nebula 4300 5-axisにGH5S+Veydra Mini Prime

Nebula 4300 5-axisは、最大耐荷重3.2kgと結構な重さに対応しています。Panasonic GH5Sにミラーレスカメラ用シネマレンズであるVeydra Mini Primeをつけて、Nebula 4300 5-axisで動作テストしてみました。

耐荷重の約1/3程度(1.2~1.3kgぐらい?)の重さですが、余裕のある安定感を感じました。旧モデルとは比較にならない安定感です。

FILMPOWER Nebula 4300 5-axis
http://www.digitalhobby.biz/shopdetail/000000000202/

 

追記:Nebula 5100の存在がもれておりました。軸受けが真っすぐなモデルです。2.5kgまでの一眼レフカメラ向け&一部ビデオカメラ向けモデルです。仕様を見るとどうしてもNebula 5100 Slantを選びたくなります。私個人的な意見でありますが、Nebula 5100の良いところは、軸受けがまっすくなのでバランス調整が行いやすく安定感があることが特徴だと考えております。

Nebula 5100
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Nebula 5100 Slant
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